輸出梱包の内装(バリヤ)
輸出梱包には木箱やクレート、スキッドなどいくつかの
梱包方法がありますが、内装にもいろいろあります。
内装のうち、防湿処理(バリヤ)をご紹介します。
空気中の水分(湿気)や酸素により、
サビが発生(酸化)てしまうものがあります。
ご存知のとおり、鉄などです。
防湿処理は、湿気を通しにくい素材(バリヤ材)で貨物を覆い、
シリカゲルなどの乾燥材を入れて、封(ヒートシール)をします。
※写真で銀色に見えているものがバリヤ材です。
封をする際に、バリヤ材の中の空気を抜きます。(写真2枚目)
この2つの作業により、輸送中に貨物が湿気と酸素でサビることを
防ぎます。バリヤ処理は、梱包業者の大切な仕事のひとつです。
航路によっては1ヶ月以上に渡り、海の上で輸送される場合があります。
工作機械をはじめ、さまざまな貨物はサビのリスクを負っています。
これを安全に輸送するためには、防湿処理は欠かせません。
サビが発生するプロセスは、湿気と酸素だけではありません。
梱包をするときに、どのような内装や処置が必要なのか、
ぜひ、ロジパック・マルハチにご相談ください。
「どのような貨物をどのようなルートで輸送するのか」
これの答えによって、内装・外装を含めた梱包方法が決まります。